TEL 24時間受付Web予約
豊中あらき整骨院豊中あらき整骨院
豊中あらき整骨院豊中あらき整骨院
豊中あらき整骨院豊中あらき整骨院
豊中あらき整骨院豊中あらき整骨院
日本古来から伝承した
野口整体認定院
たった1回の施術で効果を実感
※予約制で夜21時まで対応。お子様連れ大歓迎。
営業時間 日・祝
  8:00 - 12:30 ×
15:00 - 21:00 × ×
06-6864-8080
電話
ご予約はこちら
LINE

Blog記事一覧 > 不良姿勢 > 呼吸が浅い?実は姿勢が原因かもしれません

呼吸が浅い?実は姿勢が原因かもしれません

2025.09.15 | Category: 不良姿勢

このようなことでお悩みではありませんか?

  • いつも胸の上の方だけで息をしていて、深く吸い込めない
  • 少し階段を上がるだけで息切れしやすい、肩で息をしてしまう
  • デスクワークの後、胸やあばら周りが固まったように感じる
  • 猫背や巻き肩が気になる、首や肩こりが慢性化している
  • 仰向けで寝ると呼吸が浅くなり、寝返りが増える
  • 声が出しにくい、長く話すと喉より胸が苦しくなる

上記に心当たりがある方は、豊中市の豊中あらき整骨院までご相談ください。呼吸の浅さを「体力不足」と決めつけず、姿勢・胸郭(きょうかく)・横隔膜の動きから丁寧に評価し、根本からの改善をめざします。私は院長として、日常のクセまで含めてわかりやすくご説明し、再発しにくい身体づくりをご提案します。



呼吸が浅いとは?

「呼吸が浅い」とは、一回あたりの吸い込み量(換気量)が少なく、胸郭や横隔膜の可動が十分に発揮されていない状態を指します。多くの方は胸の上部だけで速く細い呼吸になり、腹部や背中側(360度)に空気が広がらないのが特徴です。
本来、息を吸う時には横隔膜がしっかり下がり、肋骨が外側と前方に広がります。しかし、猫背・巻き肩・前方頭位(頭が体より前に出る姿勢)などがあると、肋骨の開閉が物理的に制限され、横隔膜は下がりにくくなります。その結果、胸の上部で浅く速い呼吸に偏り、酸素の取り込み効率が落ちやすいのです。

浅い呼吸による不調

呼吸は筋肉・関節の動きと密接に関わります。浅い呼吸が続くと、次のような体の不調が現れやすくなります。

 ◆首・肩こり、背中の張り:胸郭が十分に動かない分、首や肩の補助筋が過剰に働きます。
 ◆頭痛(筋緊張由来):うなじ〜側頭部の筋緊張が高まりやすい。
 ◆猫背・巻き肩の固定化:肋骨が開きにくく、胸椎(背中の骨)の伸展が妨げられます。
 ◆声が出しにくい、息が続かない:呼気のコントロールが難しくなり、発声が不安定に。
 ◆運動パフォーマンス低下:体幹の安定性が損なわれ、瞬発力や持久力に影響。
 ◆疲れやすさ:呼吸効率が下がるため、同じ作業でも消耗しやすくなります。

「呼吸」は無意識で行われるため、原因が姿勢や胸郭の硬さにあると気づきづらいのが実情です。豊中市でもデスクワークが多い方、スマートフォン時間が長い方、家事や育児で前かがみ姿勢が続く方に、この傾向が目立ちます。

姿勢と呼吸の関係

浅い呼吸を招く代表的な姿勢は、猫背・巻き肩・前方頭位です。

 ◆猫背(胸椎の屈曲):胸郭が前後に潰れ、肋骨の「バケツハンドル運動(外側への広がり)」が出にくくなります。
 ◆巻き肩:肩甲骨が外転・前傾し、肋骨上部が固まりやすい。吸気時の胸郭拡張を阻害。
 ◆前方頭位:首前面の筋が緊張し、**呼吸補助筋(斜角筋・胸鎖乳突筋)**に過負荷。肩で息をしやすくなります。

姿勢セルフチェック

 ◇壁に踵・お尻・背中・後頭部をつけて立てますか?後頭部が離れるなら前方頭位傾向です。
 ◇両手を腰に当て、鼻から吸って肋骨が左右・背中側まで同時に広がるかを確認。前面だけなら浅い呼吸傾向。
 ◇仰向けで膝を立て、息を吸ったときみぞおちが柔らかく沈むか。硬い場合は横隔膜の下がりが不足。

これらに該当する場合、呼吸を深くしようと「大きく吸う」ことだけを頑張っても、胸郭の動きが出なければ改善は限定的です。姿勢と胸郭可動性の回復が、遠回りに見えて一番の近道になります。

豊中あらき整骨院の施術(評価→手技→運動→生活)

当院では、院長である私が以下の流れで対応します。

1. 評価(アセスメント)

 ◆姿勢(猫背・巻き肩・前方頭位)、胸椎の伸展性、肋骨の可動、横隔膜の働きを触診・動作テストで確認。
 ◆呼吸時の圧のかけ方(腹圧の入り方)や、座位・立位での呼吸パターンをチェック。

2. 手技(胸郭モビライゼーション)

 ◆肋間筋リリース/肋骨のスライド:固くなった肋骨の開閉を促し、360度の胸郭拡張を回復。
 ◆横隔膜アプローチ:みぞおち周辺の緊張を和らげ、吸気時の下降を助けます。
 ◆頸胸移行部・肩甲帯の調整:首〜肩の過緊張を整え、補助呼吸に頼る癖を軽減。

3. 運動(呼吸再教育)

 ◆360度ブリージング:背中・脇・下腹部まで均等に膨らむ呼吸を習得。
 ◆胸椎の伸展・回旋エクササイズ:猫背をほどき、肋骨の動きを取り戻す。
 ◆腹圧の使い方(腹横筋の活性化):安定した呼気を作り、体幹を保ちやすくします。

4. 生活指導(再発予防)

 ◆座り方・モニター高さ・キーボード位置など、デスク環境を豊中市の生活実態に合わせて具体化。
 ◆家事・育児で前かがみが続く方には、持ち上げ方・台所での立ち姿勢を実演で修正。
 ◆枕の高さ・寝具の硬さなど、就寝時の胸郭ポジションも個別に調整します。

目的は「たくさん吸う」ことではなく、楽に・静かに・必要量を取り込める体へ戻すこと。強い痛みを伴う施術は行わず、段階的に可動域とパターンを整えます。

ご自宅でできる簡単エクササイズ(安全な範囲で)

※痛みが強い場合は無理をせず、当院へご相談ください。

①サイドリブ呼吸(左右各1分)
横向きに寝て、上側の手で下側の肋骨を軽く抱えるように触ります。鼻から吸って脇腹側の肋骨が手を押す感覚を作り、口すぼめで長く吐く。背中側まで空気が回れば成功。

②胸椎伸展ストレッチ(30秒×2セット)
椅子に浅く座り、両手を頭の後ろで組む。肘をやや開きながら、視線を斜め上へ。みぞおちの奥が広がるイメージで胸をそっと持ち上げ、ゆっくり呼吸。

③90-90ブリージング(1分)
仰向けで股関節と膝を90度、すねを椅子にのせる。軽くお腹に手を当て、背中〜腰側に空気が入るように静かに吸い、口から細く長く吐く。

④デスク3分リセット
毎時間、椅子に浅く座り肩をすくめずに5呼吸。次に背もたれに背中全体を預け、肋骨が左右に広がるのを感じながら5呼吸。合計3分で胸郭の固まりを予防。

>よくある原因姿勢(チェックリスト)

  • ノートPCで視線が下がり、頭が前へ出る
  • 肘掛けなしの椅子で、肩が常に前へすぼむ
  • 抱っこや家事で前かがみ姿勢が長い
  • 運転時、背もたれが倒れすぎて胸が潰れる
  • ランや筋トレで息を止める癖がある

ひとつでも当てはまる方は、姿勢から呼吸を見直すだけで体の軽さが変わる可能性が高いです。豊中市で呼吸の浅さにお困りの方は、生活動線・職業・スポーツ歴まで踏まえて調整できる当院にお任せください。

最後に:

呼吸が浅い背景には、姿勢と胸郭の可動性の低下が隠れていることが少なくありません。猫背・巻き肩・前方頭位になるほど、横隔膜と肋骨が十分に動かず、首や肩の補助筋に頼った「浅く速い呼吸」に偏ります。その結果、首肩こりや背中の張り、頭痛、運動効率の低下などの不調が現れます。
改善には、姿勢の見直しと胸郭の再教育が欠かせません。評価→手技→運動→生活指導の流れで整えることで、無理なく静かに、必要量の空気を取り込める身体へ戻すことができます。豊中市の豊中あらき整骨院では、日常のクセまで含めて個別にサポートいたします。呼吸の浅さでお困りの方は、一度ご相談ください。

地図